通知を表示する

記事作成日:2022/03/06

Automateには、Notification show というブロックがあります。

このブロックは、任意の内容の通知を表示することができるほか、通知のクリックイベントなどを取得することができます。

Notification show ブロックを取り出す

Notification show ブロックが必要になりますので、Notification show と検索してブロックを出すか、
Interface > Notification show からブロックを見つけて出します。

png

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i

ブロックを出せたら、

i

このようになります。

ついでに、ドットとドットにパスを繋いでおきます。

i

ブロックの設定をする

Notification show ブロックをタッチして、ブロックの設定を行います。

今回は、通知を表示するだけなので、関係のない項目はカットします。

今回扱う項目は、3つあります。

i

Proceed

ブロックの実行進行タイプを選択します。

さらに詳しく見る

Notification show はファイバーごとにIDが自動定義されます。

なので、同じファイバー内で Notification show ブロックの内容を毎回変わるようにしたブロックを実行させると、通知が増えるのではなく、更新される挙動になります。


@1(“hello”) → @1(“world”) [*イメージ]

1つファイバー で、1つの通知が使い回されます。


通知を複数表示させたい場合は、Fork ブロックで、新しいファイバーに Notification show ブロックを実行させることにより、通知を増やすことができます。


@1(“hello”) ┬> @1(“world”)

…    └>@2(“Automate”) [*イメージ]

Fork などで新しくできたファイバーを使っていて、新しい通知を表示できます。


少し前説明が長くなりましたが、「immediately (すぐに)」の説明を詳しくします。

Immediately は、「すぐに」ファイバーが進行します。

「すぐに進行してしまうのなら、通知が一瞬だけ表示されて終わるのでは?」という疑問が浮かぶかもしれません。

確かに、 Notification show ブロックの実行が終わったら通知も消えるものだと思います。

しかし、消えるタイミングは決まっています。

Notification show ブロックは、通知の表示を「開始」するものであって、例えば「Toast」の様に、「現れて消える」だけのものではないようです。

つまり、表示したなら, 上記の 3つの内どれかの行動を起こさないと、通知は消えないということになります。

なので、次のようなフローチャートでは、通知の表示を3秒間維持して、通知が消える挙動を示します。

i

今回は、When clicked を使用します。

これは、すぐに通知が消えないようにするためです。

title

文字通りタイトルになります。

適当にタイトルを入力します。

mesaage

そのままの意味で、メッセージ内容になります。

ここも、適当に入力します。

ちなみに `title` と `message` に何も入力しなくても、通知は下の画像のように正常に表示されます。

i

本当に、何もない通知が表示されます。

設定完了

i

上の画像のように設定しました。

設定が完了したら、必ず左上の「SAVE」ボタンを押すことを忘れずに。

実行する

下の画像のように「START」を押してフローチャートを実行します。

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クリックすると消える

通知をタッチすれば通知は消えて、ファイバーは、YES パスに流れます。

ただ今回は、YES パスの先に何も無いためそのままフローチャートの実行が終了します。

まとめ

通知を表示する方法を簡単に説明しました。

Fx (式)を有効にして、変数などを駆使すると動的な通知を表示できます。

変数など扱える人にはかなり使いどころが広がるブロックです。

今回紹介した3つの項目のほかに、たくさんの便利な引数があります。

また別のところで、書けたらいいなーと思います。

それでは!


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