通知に進捗バーを表示する

記事作成日:2022/03/07

通知に進捗バーを表示してみます。

できるとこんな感じ

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Notification show のブロック設定

進捗表示するには、Progress bar 入力フィールドに任意の値を入力します。

Progress bar

許容型: number型, text型(数値)

許容範囲: x: 0100, x < 0

入力できるのは、number型 か、数値のみのtext型です。

number: 10, text: "10" は、いずれも同様の動作をします。

進捗は、パーセンテージで表現します。0から100まで

たとえば、70% の進捗を表示したい場合は、70 とそのままできます。

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動的な進捗の表示

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動的に進捗を表示したい場合は、変数を用いるのが良いでしょう。

(Variable setブロックなり使います。)

色々な処理が増えてしまいますが、本格的になります。

(1%ずつブロックを設置する必要はありません!!)


不確かな進捗を表現する

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上のように、不確かな進捗を表示したいときには、Progress bar には、負の数を入れてあげるとできます。

-1 とか -123456789 とかでもできます。とても簡単ですね。

実際に進捗を表示するときの注意

進捗を表示できるのは、終わりが分かっていて、現在の進行度もわかっている場合のみです。

パーセントを求めるには以下の式に合わせます。

(現在の進行度の数 / 終わりの数) * 100

なので例えば、ファイル削除の進捗を表示するときは、
( 削除が完了したファイル数 / 削除するファイル数 ) * 100 のようになります。

もちろん数値にしてくださいね。

また、進捗を表示しすぎる(1秒間に20回も更新とか)と、全体的にパフォーマンスが低下します(通知も重くなる)。1秒間に1回のペースで更新することが望ましいです。

あまりに重いと、他のフローチャートの実行のパフォーマンスが低下する事もあります。( 協調的マルチタスク によるもの)

簡単な式の例

削除するファイル数:13、 削除が完了したファイル数:3
の場合は、

(3 / 13) * 100 になって、23.07………になります。

まとめ

想像以上に簡単に進捗を表示できます。

この機会に、進捗表示に興味を持ってみてください!

やってみるとかなり、変換アプリのような味が出ます。


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