単刀直入に言うと、「圧縮レベル」が指定できるようになりました。
↓v1.29.3 の時の画像
↓v1.32.4 の時の画像
(compression method が増えたことがわかります。)
v1.32.0+ から ‘Zip compress’ ブロックに、compression method というオプションが増えました。
このオプションを使うことで圧縮の強さを変更できるようになりました。
また、この compression method 以外の項目に変更は無いため特に今までのフローチャートに影響を与えることはありません。
圧縮メソッドを選べるようになったことで、場面に応じて速度、または圧縮重視かを決めることができるようになりました。
以下の画像では、選択に応じて圧縮率、処理速度を簡単にまとめました。
たとえば、
容量重視でフォルダの中身をZipにアーカイブしたいときは、Best に設定すれば最高圧縮で容量を減らしてアーカイブできます。その代わりに、処理に多くのリソースと多い消費電力、時間が長引くことがあります。
速度重視でとりあえずアーカイブにする(圧縮せずまとめる)だけ のときは、Stored を選ぶと、瞬時にアーカイブしてくれます。(容量は各情報(メタデータ)分だけ増加します。)
モード | フラグコード |
---|---|
Stored | 0x0 |
Deflated fastest | 0x1 |
Deflated fast | 0x3 |
Deflated normal | 0x6 |
Deflated best | 0x9 |
開発者からの更新内容には、「カスタムZipライブラリを使用するようになった」とあるため、過去のライブラリと置き換えたのでしょう。
Zip compress ブロックが少しパワーアップして、圧縮メソッドを選択できるようになりました。
一部の人がとても喜ぶ更新でした。